「サポートし合える環境だから“子育て”と“仕事”の両立ができる」ホームセンターさくもと|接客 砂辺麻衣子

「 サポートし合える環境だから「子育て」と「仕事」の両立ができる」ホームセンターさくもと|接客 砂辺麻衣子
1982年生まれの36歳、恩納村出身。短大卒業後、ホームセンターさくもとに就職して16年目。

結婚し、家事や子育てをしながら仕事と両立できるようにと、上司や会社側に親身に相談に乗ってもらいながら、現在サブマネージャーとして奮闘中。砂辺さんよりも世代が上の先輩も現役で働き続けていることで、世代を超えてサポートし合える環境が自然と育まれてることもメリットのひとつになっているようです。

家族のように人を大事にするホームセンターさくもと(株式会社 佐久本工機)について、興味深くお話を聞かせてもらいました。

— 入社したきっかけを教えてください?


短大のとき春頃から就職活動をしていたのですが、何社か落ちたりしました。
11月頃になってホームセンターさくもとで二次募集があり、応募しました。新卒の機会を逃して就職浪人をすると大変だと思い、当時は入社できる会社があるのであれば入りたいと思っていました。

— 最初はどこに配属されていましたか?


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コザ店に配属され、レジを担当していました。コザ店のほか、当時ネーブルカデナ店があり、そこにも配属されたことがありますが、コザ店に戻りそのあとサブマネージャーに昇進しました。

26歳のときに結婚し、子供が生まれました。働いている時間帯は早番遅番通しのシフトもあったので、仕事を辞めようかなと思っていました。また主人からもできれば遅くまで仕事してほしくないと言われていました。

そんなとき会社から「早番専属で、コザ店の契約社員で他店への異動も無し、という条件でどうですか?」と打診され、それで子育てと仕事を両立できることになりました。

社員から契約社員になり7年ほど経った頃、子供もすこし大きくなったので、比嘉部長から「そろそろまた社員になってみないか」と言われました。まだ子育ての時間が必要なので迷っていたので相談しいろいろ話を聞いてくれました。

部長は口説き上手なんです(笑)。また私の条件も飲み込んでくれました。そうやって今年4月に正社員にしてもらいました。そして再びサブマネージャーになりました。

ご主人からは正社員に戻ることに反対されませんでしたか?

ホームセンターは土・日とか忙しいので、シフトで週末に休みが取れるとは限らないんですよね。土・日は主人が子供をみているのですが、主人はなかなか納得いかないようです(苦笑)。

反対されて、ほかに転職するという道も考えてみたのですが、今更就職活動して育児でもバタバタしているところに転職してみてもうまくいくとは限らないですし。それに部長にいろいろ親身に相談を聞いてもらえていろいろ対応してくれますので、自分にとってはどこに行くよりも条件が良いと思っています。

— 現在のポジションとお仕事内容について聞かせてください


「サポートし合える環境だから“子育て”と“仕事”の両立ができる」ホームセンターさくもと|接客 砂辺麻衣子
現在、インテリアと文具を担当しています。以前はずっとレジの担当でしたが、2年前くらいに「レジから部門担当者になりませんか?」と店長にいわれました。最初は驚いたのですが、ずっと同じことを続けてマンネリ感もあったので、レジ以外のほかの仕事も体験してみたいなと思い、挑戦してみることにしました。

部門担当になると目標数値もあるので、どうやったら売れるのかを考えたり、1個でも売れることに喜びを感じたり。毎日がすごい楽しみになりました。

人によっては、責任が増えてプレッシャーに感じたりするかもしれませんが、そうではなかったのですね!

同じコザ店にいて、ただ自分がレジから部門担当に異動しただけなのですが、何か新しい目標が出来たみたいで、ヤル気が湧いて毎日が楽しいです。

— インテリアや文具の売り場を任されていますが、あらためてお仕事の魅力など教えてください


以前、部長もインテリア部門のバイヤーを担当していましたが、インテリアや家具って重たい商品を持つことも多いので、これまでの担当者は男性ばかりだったんです。

でも部長からは「インテリアというのは、家庭の中では女性が主導権を持って選ぶはずなので、女性の目線は必要ではないか」と言われました。それで、女性目線のディスプレイとか、手書きのPOPを描いてみたり、女性目線を意識するようになりました。POPでは「店員の声」などを書くようになって効果もあらわれたりしたのも嬉しかったですね。

— 入社から16年目の砂辺さんからみて、ホームセンターさくもとの魅力とはどんなところだと思いますか?


社長も含めてアットホーム的なところですね。ホームセンター事業部だけで160名ほどの規模がありますが、社長が店舗に訪れた際には気軽に声をかけてくれますし、こちらからも気軽に話しかけられるところとか、家族のような温かな雰囲気があります。

働いているスタッフのみなさんも、私が16年前に入社する以前からいらっしゃる先輩方と、一緒にやりながら学んでいくみたいなところとか、とにかく職場の雰囲気が良いのがホームセンターさくもとの魅力だと思います。

— 育児しながら勤めていますが、主婦目線でみたときの職場環境はどうですか?


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土・日は休みでは無いのですが、パートを含めたスタッフには主婦が多いのでどうしても土・日休みの希望は多いです。そこはみんなで休みやシフトをやりくりしながら乗り越えてきています。

また良い意味で世代が変わってきています。私が入社したての頃は、先輩たちが子育て世代だったので土・日の休みを希望されることが多かったので、代わりに20代頃の自分は週末休みでなくても平気だったので、よく土・日に出勤していましたね。

今、30代の私が子育て中で、土・日の休みはできるだけ子どもの時間に使いたいと思っていますので、子育て期間を終えた先輩たちが土・日のシフトを調整してもらっています。このようにみんなが助け合って、ゆいまーる(助け合いの精神)が出来上がっているので、そこが素晴らしいと思っています。


— 砂辺さんにとって、仕事そのものに対しての魅力とは何でしょうか?


たぶん私は、家にとじこもって家事や育児だけしていたらストレスで保たないと思うんですよ。仕事に行ったら家のことを忘れられるので、ストレス発散できていると思っています。

逆に、家に帰れば仕事のストレスを一回リセットできますし、仕事も家事も両立は難しいとは思うのですが、いい意味で、スイッチのオン・オフが出来ているように思います。

— 最後にこれから仕事に就こうとしている人たちに向けて、一言メッセージをお願いします。


「サポートし合える環境だから“子育て”と“仕事”の両立ができる」ホームセンターさくもと|接客 砂辺麻衣子
よく言われることですけど、「入ったら3年くらいは継続して続けたほうが良いよ」と。学生のころ部活でソフトボールをやっていましたが、へたくそで辞めようと思ったときがありました。そんなとき母が「すぐ辞めようとせずに、しばらく続けてみてから、辞めるか辞めないかをしっかり判断しなさい」といわれました。

結局上達はせずへたくそのままでしたが、継続して頑張ったことが良かったです。続けなければ体を動かすことはしなかったでしょうし、友達が増えることもなかったと思います。

若い人の中にはすぐ転職してしまう人もいるかもしれませんが、もうすこしその会社の中身を見たほうが良いんじゃないかなと。それには3年くらいは必要なんじゃないかなと思います。

氏名:砂辺 麻衣子(すなべ まいこ)
年齢:36歳
出身地:恩納村
出身校:(最終学歴)沖縄職業開発能力大学校物流情報卒
趣味:家事や子育ても忙しくて仕事がストレス発散
特技:なし

【株式会社 佐久本工機】
HP:http://sakumoto.co.jp/
事業内容:ホームセンター・DIY、
土木建設機械販売&レンタル、
産業機械器具販売&レンタル、
各種機械の保守及び整備、
各種イベントの企画、立案、機材のレンタル、
スーパーハウスの製造・販売
住所: 〒901-2131 沖縄県浦添市牧港1丁目61番18号
TEL: 098-877-2483








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